ストゥーパーではオーダーメイドによる猛禽用グローブ、猛禽用フードなどの鷹狩道具の制作&販売のほか、猛禽類による害鳥防除や猛禽類のトレーニングのお手伝いもいたします。

トレーニング

STOOPER レザーコンディショナー

【STOOPER レザーコンディショナー】

ストゥーパーで作るグローブの素材には、
柔らかくて丈夫な鹿革を使用しています。
グローブを購入して使用前に、
また定期的にレザーコンディショナーを塗り込むことで、
鹿革はよりしなやかになり、
また、より長くグローブをお使いいただけます。

■レザーコンディショナー ¥1320(税込)
https://stooper.shop-pro.jp?pid=174382308

ファルコンフード ゴールデンカムイ ヴァシリ

Golden Kamuy Vasily model.

ゴールデンカムイの頭巾ちゃんこと、
ヴァシリの特徴的な帽子とバシリクと呼ばれる頭巾をフードにしてみた。

頭巾ちゃんみたいなフードを作れますか?
…という依頼をいただき、
あれこれ悩みながらネットで材料を集め、
型から起こして作ったのがこのフード。


こだわったのは、
帽子と頭巾が脱着式なところ。
フード本体の帽子は、
家に転がってたムートンのフライパッチを刈り込み、
良さげなコンチョを付けて飾り付け。

フライトフェスタ2023に参加します


グローブやフードなどの鷹狩り道具をハンメイドで制作しているSTOOPER(ストゥーパー)です。

鷹狩り道具といえば海外で量産された既製品が主流ですが、
サイズやデザインの好みが合わずに残念な思いをされた方も多いかと思います。

僕もそんな風に感じた1人で、
それをきっかけとして自分の気に入った道具を作り始めました。


グローブはお客さまの手のサイズに合わせ、
フードは猛禽のサイズに合わせてそれぞれ型を選び、
快適に使っていただけるようジャストフィットサイズですべて手作りしております。

カラーや柄も気に入ったものを選んでいただけますので、
世界にひとつのあなただけの道具で猛禽ライフを楽しむことができます。
ご希望の方はぜひご相談ください。


当日は会場限定のアウトレット品や、
日本では初展開なる新作グローブも用意しています。

フライトフェスタ当日は、
ストゥーパーブースにて皆さまのご来場をお待ちしております!

※フライトフェスタ午前は
ハヤブサ競技の解説及び選手出場があるため、ハヤブサ競技終了次第ブースをオープンします。
何卒ご了承下さい。

********

https://flight-festa.com/ff23/flightfesta2023_booth-stooper/

ストゥーパー 猛禽用グローブ 『鳳凰』エンジ


STOOPER gold brocade glove “Red Phoenix”.
ストゥーパー金襴グローブ「鳳凰」

本体は武具に使われる最上級の鹿革を黒く染めてもらい、飾りとして人気のある鳳凰柄の金襴をあしらいました。
エンジの鹿革をベースとしたその姿は、
正しく紅き鳳凰。

一針ひとはり手縫いで仕上げており、
鷹を据えた状態になるよう指まわりは自然なカーブを描く立体縫製。
使うごとにファルコナーの手に馴染んでいく、
「フィールドで使うための道具」として作っています。

エガケ(日本の伝統的な鷹狩り用グローブ)


Egake, a traditional Japanese falconry glove🇯🇵

It’s made of high quality deerskin and is entirely hand-stitched by me.

The curve of the fingers following the shape of the hand, made possible by hand stitching, not only makes it easier to grip the jesses, but also to read the hawk’s emotions.

Although simple in appearance, it is truly a glove for hawking.


日本の伝統的な鷹狩りグローブ、エガケ。
良質な鹿革を使用して、
ひと針ひと針全て手縫いで仕上げている🇯🇵

手縫いだからこそ可能な、
指のカーブに沿った立体的な縫製は、
足革を握りやすいのはもちろんのこと、
鷹が何を考えているかその感情をその足から伝わる力で読み取ることができる。

エガケは見た目こそシンプルながら、
正に鷹狩りのためのグローブといえる。

#stooper #エガケ #falconry #falconer #鷹匠 #ハヤブサ #フクロウ #ワシミミズク #オオタカ #鷹狩り #ハリスホーク

ストゥーパー金襴グローブ「鳳凰」 STOOPER glove Phoenix


STOOPER gold brocade glove “Phoenix”.
ストゥーパー金襴グローブ「鳳凰」

本体は武具に使われる最上級の鹿革を黒く染めてもらい、飾りとして人気のある鳳凰柄の金襴をあしらいました。
一針ひとはり手縫いで仕上げており、
鷹を据えた状態になるよう指まわりは自然なカーブを描く立体縫製。
使うごとにファルコナーの手に馴染んでいく、
「フィールドで使うための道具」として作っています。

2023年 新年のご挨拶 STOOPER


新年おめでとうございます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、
誠にありがとうございました。
たくさんのお客様からご注文をいただき
ストゥーパーの道具を手に取ってくださり心より感謝申しあげます。

本年も変わらぬお引き立て、
一層のご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
一緒にファルコンリーを楽しみましょう!

STOOPER falconry equipment

狩猟雑誌「全猟」への寄稿『鷹狩りと猟犬』

千葉県動物愛護センターなどに収容された鳥猟犬の命を繋ぐ活動をしているボランティア団体 、
CACI(コンパニオンアニマルクラブ市川)さまとのご縁で、
狩猟雑誌『全猟』に原稿を書かせていただく機会がありました。

大好きな鷹狩りのパートナーであるブリタニースパニエルのハッチと、
鷹狩りのことを書いています。


同じ猟でも 銃猟をする人にとって鷹狩りはなかなか馴染みがないでしょうが、
関心をもっていただけたら嬉しいです。

猟犬の魅力や、猟犬と共に過ごすライフスタイルを紹介することで、
棄てられる猟犬が1頭でも減ることに繋がればと思っています。

このような機会をいただいたCACIさま、
ありがとうございました。

ツミのヒナの野生復帰

【ツミのヒナの野生復帰】

7/25に保護されたツミのヒナを野生復帰させました。

保護時、片脚のナックリングがあり、
街路樹の下の地面に落ちていたとのことで保護されましたが、
大きな異常なく、巣から落ちたヒナと思われました。

街路樹で、すぐ隣は大きな道路だったので、
リリース場所に苦慮しましたが、
保護主さんが協力的な方で、
巣の場所を探して教えてくださり、
また、
親がまだ近くにいること、ほかのヒナの姿も確認してもらえていたので、
街路樹の巣の近くであるマンション敷地内の、
こんもりした木のあるところをリリース場所に選び、
獣医の同僚に夕方リリースに行ってもらいました。

そのこんもりエリアにちょうど、巣立ちビナが確認でき、
また道路の向かいのゴルフ場鉄塔に、親と思われるツミの姿も確認できたので、
確実に親の目の届く範囲でリリースできました。


この、最小の猛禽類「ツミ」は、以前は山奥に住んでいて都会では滅多に見られない鳥でしたが
1980年代から東京や神奈川の公園や街路樹に巣を作るツミが観察されるようになってきたそうです。

都会での生活は、メリットもあるでしょうが、
車やカラス、猫など巣立ち雛にとっては危険も多くなかなか大変な環境で、
保護されることも多いです。

都会で生きていくのは大変ですが、
無事生き抜いていってほしいです!

アドバイスいただいた、
野生動物救護リハビリ団体 放鳥’s 境さん、
NFC 鷹匠 金子さん、
そしてSTOOPER 石川和也氏
ありがとうございました

こうした野生動物のリリースは、多くの情報、経験、知識が必要だと改めて感じました。

また今回、
『都会で暮らす小さな鷹ツミ」(月刊たくさんのふしぎ 444号) 兵藤崇之 絵・文
がとても参考になりました。
小さな子にも読みやすい、おススメの本です

#猛禽類 #ツミ #野生動物救護 #野生動物保護 #兵藤崇之帰】
7/25に保護されたツミのヒナを野生復帰させました。

保護時、片脚のナックリングがあり、
街路樹の下の地面に落ちていたとのことで保護されましたが、
大きな異常なく、巣から落ちたヒナと思われました。

街路樹で、すぐ隣は大きな道路だったので、
リリース場所に苦慮しましたが、
保護主さんが協力的な方で、
巣の場所を探して教えてくださり、
また、
親がまだ近くにいること、ほかのヒナの姿も確認してもらえていたので、
街路樹の巣の近くであるマンション敷地内の、
こんもりした木のあるところをリリース場所に選び、
獣医の同僚に夕方リリースに行ってもらいました。

そのこんもりエリアにちょうど、巣立ちビナが確認でき、
また道路の向かいのゴルフ場鉄塔に、親と思われるツミの姿も確認できたので、
確実に親の目の届く範囲でリリースできました。

この、最小の猛禽類「ツミ」は、以前は山奥に住んでいて都会では滅多に見られない鳥でしたが
1980年代から東京や神奈川の公園や街路樹に巣を作るツミが観察されるようになってきたそうです。

都会での生活は、メリットもあるでしょうが、
車やカラス、猫など巣立ち雛にとっては危険も多くなかなか大変な環境で、
保護されることも多いです。

都会で生きていくのは大変ですが、
無事生き抜いていってほしいです!

アドバイスいただいた、
野生動物救護リハビリ団体 放鳥’s 境さん、
NFC 鷹匠 金子さん、
STOOPER 石川和也氏
ありがとうございました。

こうした野生動物のリリースは、多くの情報、経験、知識が必要だと改めて感じました。

また今回、
『都会で暮らす小さな鷹ツミ」(月刊たくさんのふしぎ 444号) 兵藤崇之 絵・文
がとても参考になりました。
小さな子にも読みやすい、おススメの本です!

#猛禽類 #ツミ #野生動物救護 #野生動物保護 #兵藤崇之

ペル、ありがとう

My great Pere/merlin “Pell” has died.

先日、ペレマーリンのペルが亡くなった。
急に餌食いが悪くなり、肉色が一気に下がり、
リカバリーを試みるも、あっという間だった。
獣医師の嫁の手によって解剖してもらったが、
疑っていたアスペルギルスではなく、肺は綺麗な状態だった。

ただ、解剖を進めるうちに腸のまわりにいくつもの大きな腫瘍を確認し、
恐らくこれがペルの体を蝕んでいた一番の原因と思われた。
いったいいつからこんなものができていたのだろうか?
なんとなく薄々感づいていたペルのパフォーマンスの低下は、
きっとこんなことが影響を及ぼしていたのかもしれない。

ペルが我が家に来て7年、共にフィールドで過ごした。
猛禽屋の藤田さんが輸入し、
ずっと欲しかった憧れのペレマーリンを見に行き、
その中で一番気に入ったのを選ばせてもらったのがペル。

300gほどと小さい体ながらも、
爆発的な羽ばたき、
電光石火なフライトはルアーを振りながらもいつも魅了された。
そんなペルに対してルアーをさばくにはファルコナー側のスキルも求められ、
それによってルアースイングの技術が向上したといっても過言ではない。

フライトフェスタやスカイトライアルなどの競技会にエントリーし、
何度も入賞させてもらった。
会場や動画などでそのフライトを何人もの方に褒めていただき、
自分が褒められるより嬉しかった。
小さいけど凄い飛びをしていたハヤブサがいたな…と時々思い出してくれたら嬉しいです。

ペルは友人の仕上がったハヤブサに追われても逃げ切り生還したり、
その後いくつかのアクシデントからも無事に戻ってきている。
トレーニングしていても安心感、安定感があり、
いつも楽しく飛ばすことができた。

残念なのは、
昨年からチャレンジし始めたタシギ狩り。
今年こそ本格的に…なんて思っていたところ。
まだまだずっと、これからも一緒にフィールドを飛び回れると思ってたのにな…。

そんなペルに教えてもらったことは、
数えきれないくらいたくさんある。
それらを今後も自分の猛禽たちに活かすこと、
それがペルの生きた証になると思っている。

そしていつかまた、
小さいけどパワフルなハヤブサを手に入れ、
ペルと叶えることができなかったその続きにチャレンジしてみたいな。

ペル、ありがとう。

Stooper Falconry Equipment