ストゥーパーではオーダーメイドによる猛禽用グローブ、猛禽用フードなどの鷹狩道具の制作&販売のほか、猛禽類による害鳥防除や猛禽類のトレーニングのお手伝いもいたします。

野鳥

ツミのヒナの野生復帰

【ツミのヒナの野生復帰】

7/25に保護されたツミのヒナを野生復帰させました。

保護時、片脚のナックリングがあり、
街路樹の下の地面に落ちていたとのことで保護されましたが、
大きな異常なく、巣から落ちたヒナと思われました。

街路樹で、すぐ隣は大きな道路だったので、
リリース場所に苦慮しましたが、
保護主さんが協力的な方で、
巣の場所を探して教えてくださり、
また、
親がまだ近くにいること、ほかのヒナの姿も確認してもらえていたので、
街路樹の巣の近くであるマンション敷地内の、
こんもりした木のあるところをリリース場所に選び、
獣医の同僚に夕方リリースに行ってもらいました。

そのこんもりエリアにちょうど、巣立ちビナが確認でき、
また道路の向かいのゴルフ場鉄塔に、親と思われるツミの姿も確認できたので、
確実に親の目の届く範囲でリリースできました。


この、最小の猛禽類「ツミ」は、以前は山奥に住んでいて都会では滅多に見られない鳥でしたが
1980年代から東京や神奈川の公園や街路樹に巣を作るツミが観察されるようになってきたそうです。

都会での生活は、メリットもあるでしょうが、
車やカラス、猫など巣立ち雛にとっては危険も多くなかなか大変な環境で、
保護されることも多いです。

都会で生きていくのは大変ですが、
無事生き抜いていってほしいです!

アドバイスいただいた、
野生動物救護リハビリ団体 放鳥’s 境さん、
NFC 鷹匠 金子さん、
そしてSTOOPER 石川和也氏
ありがとうございました

こうした野生動物のリリースは、多くの情報、経験、知識が必要だと改めて感じました。

また今回、
『都会で暮らす小さな鷹ツミ」(月刊たくさんのふしぎ 444号) 兵藤崇之 絵・文
がとても参考になりました。
小さな子にも読みやすい、おススメの本です

#猛禽類 #ツミ #野生動物救護 #野生動物保護 #兵藤崇之帰】
7/25に保護されたツミのヒナを野生復帰させました。

保護時、片脚のナックリングがあり、
街路樹の下の地面に落ちていたとのことで保護されましたが、
大きな異常なく、巣から落ちたヒナと思われました。

街路樹で、すぐ隣は大きな道路だったので、
リリース場所に苦慮しましたが、
保護主さんが協力的な方で、
巣の場所を探して教えてくださり、
また、
親がまだ近くにいること、ほかのヒナの姿も確認してもらえていたので、
街路樹の巣の近くであるマンション敷地内の、
こんもりした木のあるところをリリース場所に選び、
獣医の同僚に夕方リリースに行ってもらいました。

そのこんもりエリアにちょうど、巣立ちビナが確認でき、
また道路の向かいのゴルフ場鉄塔に、親と思われるツミの姿も確認できたので、
確実に親の目の届く範囲でリリースできました。

この、最小の猛禽類「ツミ」は、以前は山奥に住んでいて都会では滅多に見られない鳥でしたが
1980年代から東京や神奈川の公園や街路樹に巣を作るツミが観察されるようになってきたそうです。

都会での生活は、メリットもあるでしょうが、
車やカラス、猫など巣立ち雛にとっては危険も多くなかなか大変な環境で、
保護されることも多いです。

都会で生きていくのは大変ですが、
無事生き抜いていってほしいです!

アドバイスいただいた、
野生動物救護リハビリ団体 放鳥’s 境さん、
NFC 鷹匠 金子さん、
STOOPER 石川和也氏
ありがとうございました。

こうした野生動物のリリースは、多くの情報、経験、知識が必要だと改めて感じました。

また今回、
『都会で暮らす小さな鷹ツミ」(月刊たくさんのふしぎ 444号) 兵藤崇之 絵・文
がとても参考になりました。
小さな子にも読みやすい、おススメの本です!

#猛禽類 #ツミ #野生動物救護 #野生動物保護 #兵藤崇之

STOOPER ダッチフード (ツミ 用)

ツミ 猛禽用フード

Dutch hood for Japanese lesser sparrowhawk.
Start to training.

カラスに襲われて保護されたツミのトレーニングのため
STOOPER のフードを作ってもらいました。
極小サイズのフードですが、
被せてみたら ジャストフィットでした👍

最初はフードをするのに苦戦したけど、夕方にはだいぶフードを許容している様子でした。

このくらいの極小サイズは、
海外の既製品ではなかなかフィットするものが少ないのです。
ストゥーパーにオーダーいただければ、
ジャストサイズでお作りいたします!

STOOPER ダッチフード スタンダード Dutch Hood Standard》shopping page

右眼に傷を負っていたツミ


#stooper #ツミ #raptorrehab #wildliferehab #falconry #falconryhood #lessersparrowhawk

保護ハヤブサの野生復帰と、足環・発信機での行動追跡調査

【Wild peregrine falcon rehabilitation project】
【保護ハヤブサ野生復帰計画】
※ファルコンリー(鷹匠)技術を応用しながら、翼の骨折により神奈川県にて保護されたハヤブサのリハビリをし、野生復帰を目指しています。

ハヤブサ野生復帰(足環、発信機装着)

保護ハヤブサ野生復帰

5月6日、無事に保護ハヤブサのリリースをしました。
リリース方法を迷いましたが、
バードランチャーを使って隠れて獲物を放ち、
それを獲った後に好きなだけ食べてもらってリリース…としました。

獲物を丸々1羽食べ切ると、
体は重たそうながらも力強く飛んで行き鉄塔に止まりました。

リリースは成功…ですが、
今回のプロジェクトはこれで終わりではありません。
リリースされたハヤブサがどのように生き抜くのか?

学術研究のため、
またファルコンリーの応用を実証するためにも、
一定期間追跡調査する予定です。

足環を左脚に、発信機を尾羽根に装着してあります。
(環境省の許可を得ています)

ハヤブサ野生復帰(足環、発信機装着)

保護ハヤブサ野生復帰(足環、発信機装着)

ちなみに今日は満腹で満たされてるからか、
夕方まで観察していても鉄塔から動くことはありませんでした。
また明日の早朝、フィールドに確認に行ってきます。

今回、リリースや追跡にあたり、
Oさんや、team STOOPER Sさんにはアドバイスやご協力をいただき感謝しています。

※傷病野生猛禽の捕獲・飼養は法律により禁止されていますが、
野生動物リハビリテーターの資格を有し許可を得て活動しています。

Stooper Falconry Equipment